【庭園】称名寺庭園:横浜の称名寺内にある池と橋が美しい庭園
庭園の概要
2021年10月に来訪。称名寺庭園の概要を3行でまとめると…
- 京浜急行金沢文庫駅から徒歩12分
- 庭園や立派な仁王門が美しい称名寺の境内にある
- 中世博物館・金沢文庫に併設されている
以下、来訪レポート。
金沢北条氏の菩薩寺・金沢山称名寺の境内にある庭園
先日レポートした称名寺だが、見所が多く長くなってしまったので大きな特徴のひとつである庭園は紹介してなかった。ということで、今回は称名寺の庭園についてレポートしていきたい。
仁王門をくぐるとすぐに見えてくる阿字ヶ池と橋。平日ということもあって人も少なく、とてものどかで落ち着いた雰囲気だった。
阿字ヶ池のほとりには庭園の説明もあり。庭園の歴史は古く、1319年から翌年にかけて造られてたとのこと。もちろん当時からは変わっているとは思うが、昔の人もここで風景を楽しんでいたと思うとロマンがある。
池のほとりを歩いているとき、なにやらごつごつしたものが大量に草のうえに置いてある。よーく目を凝らすと・・・これ全部カメだ!天気が良かったので甲羅干ししているらしい。外来種っぽいので少し複雑な気持ちではあるが、なかなか面白い光景。
池には立派な鯉や、鴨もたくさんいる。生き物たちにとっても居心地の良い池のようだ。
金堂に向かって右手に歩いていくと、一面に広がる野山。横浜にいるということを忘れて、しばし奥さんと突っ立って景色を眺めていた。
仁王門を抜けて左手に進んでいった方向から、池と橋と金堂が一望できるスポットを見つけたので、最後に一枚写真撮影。
金沢文庫に抜けるトンネルも見どころ
仁王門から入って池の左手側に歩いていくと、広場の向こう側にトンネルが見えてくる。これは無類のトンネル好きの私としてはかなり気になる。
近くに行ってみると、トンネルの向こう側から光が溢れていて美しい。
トンネル脇の説明文にある通り、この先には現在では公立博物館となった金沢文庫がある。金沢文庫は、もともとは中世に金沢北条氏が集めた書庫があり、このあたり一帯は文庫ヶ谷(ぶんこがやつ)と呼ばれていたとのこと。
トンネルの中には、昔の金沢の様子が描かれた壁画もあって、昔の風景に思いをはせながらトンネルを歩いていく。
トンネルを抜けると金沢文庫に到着。せっかくなので、博物館にも立ち寄って歴史の勉強もしてきた。ちなみに大人は博物館の入園料500円。
実は金沢山にも登って八角堂にも行ってきたのだが、今回も思いのほか長くなったのでまた次回レポートを書きたいと思う。
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